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傷がつくと、新たな道が開く|映画『サンセットサンライズ』からの気づき

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映画の簡単なあらすじ

『サンセットサンライズ』は、世界的パンデミックの混乱の中、ある若者が旅先で人々とのつながりや文化に触れながら、自分自身を見つめ直していく物語。その土地で生きる人々のリアルな日常や葛藤が描かれ、自分自身の“好き”を再発見し、新しい幸せを見つけていく姿を描いたヒューマンコメディです。

知らない世界に触れるとき、人は必ず“傷”を負う

「ただ楽しもう」そう思っていた旅が、
その土地の住民の姿や文化、生き方に触れていくことで、
少しずつ「現実」の色を帯びていきます。

知らないことに触れるというのは、自分を悲しくさせたり、虚しくさせたり、必ず“傷”を負うことになるが、その傷というものが、人を強く、大きく、広くさせるために必要不可欠なものなんだと気づきました。

表面的な知識ではなく、「体験として知る」ということで、それがどれだけ心に残るものなのか、あらためて教えられた気がしました。

自分の枠を抜け出すことが、新たな道を開く

新たな道を開くには、自分の枠から抜け出すこと以外にないのかもしれません。

自分の知らないことを知ってみたり、行ったことのないところへ行ってみたり、自分に少しずつ負荷をかけながら、変化を取り入れていくことで、見たことのない景色がだんだんと見え始めていくように思います。

行動できない自分を、どう動かすか

とはいえ、私はまだ知らない場所への開拓は苦手で、明確な目的が見つからず、腰が上がらないことも多いです。

自分がどんどん外に出て吸収していくには、まだ何か決定的な気づきが足りない気がしています。

いっそのことカメラを買って、必然的に外に出なければいけない環境を作ろうかとも思いますが、決して安いものではないので、それをも惜しまず行動になるくらいの、覚悟が必要だと思っています。

自問と行動のバランスを、自分なりに整えていく

だから、“自問×行動”の日々を続けていこうと思っています。

私の場合は、どうしても自問の割合が圧倒的に多くなるので、頭の中で考えて、それだけで終わってしまうことも多いです。

だからこそ、思い立ったらすぐに動けるように、
考える時間をできるだけ手短にして、行動量を少しずつ増やしていこうと思います。

さいごに


この映画は、物語の中で生きる人たちを通して、
自分自身の“今”と“これから”を考えさせるきっかけをくれた作品です。

自分の人生に悩んでいる人や、変わりたいけどなかなか行動できないと思っている人は、ぜひこの映画で自分の感性を磨いてみてください。